柊南天法律事務所

「難を転じる」力になりたい——刑事弁護にかける想い

「柊南天（ひいらぎなんてん）」は、古来より魔除けとして親しまれてきた縁起の良い木です。「南天」という言葉には、“難を転じる”という意味が込められており、困難を乗り越える象徴としても知られています。

刑事事件でお悩みの方々の「難」を少しでも軽くし、より良い方向へ導く力になりたい——そんな想いから、私は「柊南天法律事務所」を設立し、刑事弁護に力を注いできました。

刑事事件は、弁護士の対応次第で結果が大きく変わることがあります。警察の言い分にそのまま従ってしまうと、本来よりも重い処罰を受けてしまうケースも少なくありません。

だからこそ、弁護士には高い専門性と強い使命感が求められます。私はその責任を深く受け止め、日々の弁護活動に全力で取り組んでいます。

国選弁護人の場合、弁護士を選ぶことはできませんが、私選であれば、刑事事件に精通した弁護士を自ら選ぶことが可能です。ご自身やご家族の大切な未来を守るためにも、ぜひ経験豊富な弁護士にご相談ください。

迅速な初動こそが、ご依頼者様の権利を守る鍵です

刑事事件では、スピード感が何よりも重要です。弁護士との接見前に警察の取り調べを受けてしまうと、不利な供述調書を取られ、立場が著しく悪化することがあります。しかも、一度取られた供述は後から覆すことが非常に困難です。

こうした事態を防ぐため、私は逮捕・勾留によるご依頼者様の人権侵害を少しでも軽減できるよう、迅速な初動を徹底しています。ご依頼をいただき次第、逮捕・勾留されている警察署へ直ちに駆けつけ、早期の接見を行います。

池袋警察署、板橋警察署をはじめ、目白・戸塚・巣鴨・大塚・駒込など、近隣の各警察署には迅速な対応が可能です。もちろん、これら以外の警察署にも最短で駆けつけますので、地域を問わず安心してご連絡ください。

050-5447-3588

【対応分野】柊南天法律事務所

足を使って動く——刑事弁護における「現場主義」

早期の接見はもちろんですが、私は刑事事件全般において「現場主義」を何よりも重視しています。これは、弁護士自身が現場へ赴き、実況見分や聞き込みを丁寧に行うことで、ご依頼者様にとって有利な材料を得られる可能性が高まるからです。

示談交渉においても、可能な限り被害者のもとへ直接足を運び、対面での誠実な交渉を心がけています。謝罪の気持ちを言葉だけでなく態度でも示すことで、難航しがちな示談が成立するケースもあります。

接見からその後の弁護活動に至るまで、私は労力を惜しまず、自らの足で動き、ご依頼者様のために最善の手段を尽くします。机上の理論だけではなく、現場で得られる一次情報こそが、刑事弁護の質を左右すると考えています。

豊富な経験と粘り強い交渉力で、最善の結果を目指します

これまでに数多くの刑事事件を手がけ、執行猶予判決、不起訴処分、示談成立など、ご依頼者様にとって有利な結果を多数導いてきました。痴漢・盗撮、不同意性交・わいせつなどの性犯罪、暴行・傷害事件、飲酒運転・スピード違反といった交通関連の犯罪など、幅広い刑事事件に対応可能です。

特に性犯罪や暴行・傷害事件など、被害者がいる事案では、示談の成否が処分や判決に大きく影響します。そのため、ご依頼者様と十分に話し合い、示談を目指す方針となった場合には、私自身が現場へ赴き、誠意をもって粘り強い交渉を行います。

また、どのような犯罪であっても逮捕されてしまった場合には、まずは弁護士にご連絡ください。ご依頼者様の生活や仕事への影響を最小限に抑えるため、早期の身柄解放に向けて全力で対応いたします。

解決事例のご紹介

これまでに手がけた刑事事件の中から、実際の解決事例をご紹介いたします。

数多くの刑事事件を担当してきましたが、ここではその一部をピックアップし、実務における弁護活動とその結果について、具体的にお伝えします。

これらの事例をご覧いただくことで、「現場主義」を掲げる私の弁護スタイルや、ご依頼者様のために全力で取り組む姿勢をご理解いただけるはずです。迅速な対応と足を使った粘り強い活動によって、どのようにご依頼者様を救うことができたのか——ぜひ参考にしていただければと思います。

マッサージ店勤務中の不同意わいせつ疑い——示談成立により事件化を回避した事例

マッサージ店で勤務中、女性客に対してわいせつ行為を行ったとして、警察から呼び出しを受けた事例です。

被害者はその日のうちに警察へ被害申告を行い、病院を受診した結果、適応障害との診断を受けたとされていました。

ご依頼をいただいたのは、被害届がまだ提出されていない段階でした。そこで私は、示談成立を最優先とした弁護活動を開始。被害者との直接交渉により、誠意ある謝罪と補償の提案を行いました。

同時に、万が一示談が成立しなかった場合に備え、不同意わいせつの事実がなかったことを裏付ける証拠の収集も並行して進めました。

結果として、被害者との示談が成立し、刑事処分を求めない旨の合意を得ることができました。これにより被害届は提出されず、事件化を防いで円満な解決に至りました。

不同意性交で起訴された事例——嘆願書の取得により執行猶予判決を獲得

ご依頼者様が路上で声をかけた女性と飲酒し、その後同意なく性交に及んだとして逮捕された事例です。被害者はその日のうちに警察へ被害届を提出し、後日の捜査を経てご依頼者様は逮捕されました。

本件では、捜査段階で国選弁護人が付いていましたが、示談は成立せず、そのまま起訴に至っていました。そこで私が受任し、被害者と直接面会した上で、丁寧かつ誠意ある示談交渉を行う方針を固めました。

その結果、被害者から「実刑を望まない」との嘆願書を取得することに成功し、最終的には執行猶予付きの判決を得ることができました。

このように、国選弁護人から私選弁護人への切り替えによって、弁護方針や結果が大きく変わるケースは少なくありません。刑事事件では弁護士の対応力が結果を左右しますので、国選からの切り替えをご検討の方も、どうぞお気軽にご相談ください。

暴行容疑から傷害罪への発展を阻止——不起訴処分を獲得した事例

知人同士の口論の末、ご依頼者様が相手の背中を軽く叩いたところ、被害者が頸椎捻挫との診断を受けたとして、取り調べを受けることになった事例です。

ご依頼者様からの詳細な聞き取りに加え、実況見分や目撃者の供述調書などを精査した結果、行為は暴行にとどまり、傷害罪の成立は明らかに不当であると判断しました。しかし、被害者から数百万円に及ぶ示談金の請求があり、示談は断念。そのため、傷害罪として起訴されることを回避する方針に切り替え、弁護活動に専念しました。

目撃証言などの客観的証拠を収集し、弁護士としての意見書を提出した結果、不起訴処分を獲得。傷害罪であれば実刑の可能性もあった事案でしたが、適切な弁護によってご依頼者様を不起訴処分へと導くことができました。

【初回相談無料】一刻も早い対応が、未来を守る第一歩です

刑事事件では、時間の経過とともに状況が刻一刻と変化していきます。警察から呼び出しを受けた段階、逮捕された段階——いずれにおいても迅速な対応が求められ、適切な弁護活動を受けるかどうかで、その後の人生が大きく左右されることもあります。

当事務所では、初回相談を無料で承っております。まずはお電話でご相談いただき、現在の状況をお聞かせください。遠方にお住まいの方や、対面が難しい場合には、Web面談など柔軟な対応も可能です。

「この先どうなるのか分からない」と不安な気持ちを抱えたまま過ごすのは、非常に辛いことだと思います。ご相談いただければ、今後の見通しや選択肢を丁寧にお伝えいたしますので、まずはお話しだけでもしてみませんか。

「柊南天」の名に込めた“難を転じる”という願いを胸に、皆様の力となれるよう、全力でサポートいたします。

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