札幌アカシヤ法律事務所
| 事務所名 | 札幌アカシヤ法律事務所 |
| 電話番号 | 050- |
| 所在地 | 〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西13丁目 プラザビル5階 |
| 担当弁護士名 | 山本 聡(やまもと さとし) |
| 所属弁護士会 登録番号 |
札幌弁護士会 No.36357 |
実績100件以上|迅速かつ丁寧な対応
札幌アカシヤ法律事務所の弁護士・山本聡です。少年事件を含む100件以上の刑事事件を担当し、示談成立や身柄解放など数多くの成果を積み重ねてきました。
裁判員裁判にも複数回参加し、専門知識を持たない裁判員に対しても分かりやすく説得力ある説明を行い、有利な状況を築いています。
刑事事件では迅速な判断と行動が依頼者の処遇を大きく左右するため、スピードと情報収集力を武器に対応します。
また「弁護士は誰もが気軽に相談できる存在であるべき」との信念から、専門知識の有無にかかわらず丁寧に耳を傾け、安心して相談できる環境を整えています。
| 定休日 | なし |
| 相談料 | 初回相談無料 |
| 最寄駅 | 地下鉄東西線「西11丁目駅(2番出口)」より徒歩5分 市電「西15丁目駅」より徒歩4分 |
| 対応エリア | 北海道 |
| 電話受付時間 | 平日 8:00~22:00 土日祝 8:00~22:00 |
| 着手金 | 22万円(税込)〜 ※裁判員事件の場合:55万円(税込)〜 |
| 報酬金 | 11万円(税込)〜 |
【対応分野】札幌アカシヤ法律事務所
刑事事件は初動が鍵──前科回避のための早期対応
成人が刑事事件の嫌疑を受けた場合、前科がつくリスクを軽減するには、できる限り早い段階で身柄解放や不起訴処分を目指す対応が不可欠です。
薬物犯罪や売春など一部の例外を除き、多くのケースでは被害者との示談が重要な意味を持ち、成立すれば処分の軽減や不起訴処分の可能性が高まります。刑事事件は初動の速さが処遇を大きく左右するため、早期の相談こそがより良い結果につながる第一歩となります。
少年事件の新たな傾向──背景に潜む心の傷
少子高齢化の影響で少年事件は減少傾向にありますが、近年は「典型的な非行少年」ではなく、一見事件と無縁に見える少年少女が犯罪行為に関与するケースが増えています。
背景には、いじめや虐待といった深刻な被害体験が引き金となる事例も少なくありません。非行は誰にでも起こりうるものであり、社会全体で理解と支援を広げることが重要です。
少年事件における基本的な考え方──更生を重視した処分
少年事件では刑罰よりも本人の更生が重視され、成人事件のように示談成立で解決することは少なく、ほとんどのケースで家庭裁判所へ送致されます。送致後は少年鑑別所に収容されるか、在宅のまま調査官による調査を受け、審判の要否が判断されます。
審判の結果、保護処分が必要と認められた場合には、
- 自宅で生活しながら保護司の指導を受ける「保護観察」
- 社会生活を続けながらの更生が難しいと判断された場合の「少年院送致」
- より自由度の高い環境で再教育を行う「児童自立支援施設等への送致」
といった処分が一般的に下されます。
少年院と児童自立支援施設──更生を目的とした教育の場
児童自立支援施設は義務教育期間中の少年を主な対象とし、少年院よりも自由度が高い環境で生活できます。施錠された部屋に入れられることは原則なく、夏休みや正月には親元への一時帰宅も認められています。
ただし、中学3年生の2学期以降に非行事実を起こした場合は、少年院に送致される可能性が高まります。
少年院は「刑務所のような場所」と誤解されがちですが、懲罰を目的とするのではなく再非行防止のための教育・更生の場です。送致によって前科がつくことは原則なく、収容期間は数か月から1年程度とされています。
少年事件に求められる弁護士の役割──繊細な心に寄り添う支援
少年は成人に比べ精神的に未熟で社会経験も乏しく、調査官の誘導的な質問に影響されやすいなど、不利な状況に陥ることも少なくありません。少年事件では生育環境や将来性が重視されるため、保護者の精神的・経済的負担も大きくなりがちです。
弁護士(付添人)は成人事件と同様の役割を担いつつ、より丁寧で柔軟な対応が不可欠です。当職は「弁護士は堅苦しい存在だと思っていたが、自然に話せた」との声をいただくなど、粘り強い対話を通じて信頼を築いてきました。繊細な少年少女や不安を抱える保護者の支えとなり、安心して相談できる環境づくりに努めています。
解決事例のご紹介
刑事事件や少年事件に直面したご依頼者様・ご家族は、「前科がついてしまうのでは」「少年院に送致されるのでは」といった強い不安を抱えています。
当職は、逮捕直後の初動対応から示談交渉、家庭裁判所での審判に至るまで、迅速かつ誠実な姿勢でサポートを行ってまいりました。事件の種類や状況に応じて、被害者の心情に寄り添いながら円満な解決を目指し、身柄解放や不起訴処分、保護観察処分の獲得など、多くの成果を積み重ねています。
ここでは、実際にご依頼者様の不安を軽減し、平穏な日常を取り戻すお手伝いをした事例をご紹介いたします。
【事例紹介】身柄事件における迅速な対応と誠意ある交渉
過去に承った窃盗事件では、逮捕されたご家族の不起訴獲得と身柄解放を目指し、被害店舗代表者の「弁償だけでなく心からの謝罪を」という要望に誠意をもって応じました。粘り強い示談交渉の結果、被害届の取り下げに至り、不起訴処分を実現しました。
身柄事件では逮捕から最大23日以内に示談を成立させることが重要ですが、焦りから不誠実な態度や過度な金銭提示は逆効果となり得ます。当職は迅速な初動と真摯な対応を重視し、被害者の心情に寄り添いながら円満な解決を目指します。
【事例紹介】在宅事件における不起訴獲得──誠意ある交渉で不安を解消
わいせつ事件で任意取調べを受けていたご依頼者様は、当初罰金刑相当と見込まれていました。
しかし罰金刑は正式な刑罰であり、確定すれば前科がついてしまいます。勤務先への影響を強く懸念されたご依頼者様のため、当職は示談金30万円を条件に誠意ある交渉を重ね、示談を成立。さらに経緯を丁寧に捜査機関へ報告し、不起訴処分を獲得しました。
在宅事件は捜査が長期化しやすく不安を抱えがちですが、特に性犯罪では被害者の心情への配慮が不可欠です。当職は双方の立場を尊重し、迅速かつ円満な解決を目指して尽力いたします。
【事例紹介】少年院送致を回避──本人の更生意欲を引き出す支援
過去に非行歴があり、再び逮捕された少年について「少年院だけは避けたい」とのご相談を受けました。
当初は少年院送致が妥当と見込まれていましたが、当職は本人に反省を促し、社会で生活したいという意欲を引き出すことに注力。さらにご家族にも支える姿勢を持っていただけるよう助言し、就職先の確保にも尽力しました。これらの取り組みを審判で丁寧に主張した結果、少年院ではなく再度の保護観察処分を獲得。
少年院は更生を目的とした教育施設ですが、多くの保護者が不安を抱えるものです。当職は表面的な反省ではなく、内面からの更生を目指し、関係者全員が平穏な日常を取り戻せるよう誠実に支援いたします。
初回相談無料|刑事事件は早期相談が重要──安心できる環境でサポート
刑事事件に巻き込まれた際は、年齢や嫌疑の内容、身柄拘束の有無にかかわらず、できるだけ早く信頼できる弁護士へ相談することが大切です。
当職は、相談者様が一刻も早く決断できるよう、気軽に話せる雰囲気づくりと安心できる料金体系を心がけており、初回相談料はいただいておりません。基本は平日の日中の対応ですが、刑事事件に関しては休日や夜間も可能な限り対応いたします。小さなお子さまを連れての来所も可能で、突然の事態にも安心してご相談いただけます。
弁護士の支援なしに適切な解決は難しい分野だからこそ、当職は常に誠実に全力で寄り添い、味方としてサポートいたします。
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※電話での無料相談及びメールでの無料相談に対応していない事務所もございますので一度お問い合わせください。
