伊賀中央法律事務所

スピーディーな対応が決め手になります

　刑事事件の対応は、間違いなく「スピードが命」です。初動の早さが刑事処分の行方を左右すると言っても過言ではありません。私たちは、逮捕されて間を置かずに接見（面会）に出向きます。初回の接見で、事件の概要を把握し、弁護方針を組み立てます。被害者の方との示談交渉も迅速にまとめ、早期釈放や刑事処分の軽減に結び付けます。初動の大事さは、法的なトラブル全般に言えることですが、中でも刑事事件は、身柄が拘束されることもあり、その重要性は、一般の民事事件に比べて、群を抜いていると言っていいでしょう。私たちは、スピード感を持って、弁護活動に取り組みます。

「早めの相談」を心掛けてください。

　もし、あなたが逮捕されたら、あるいはあなたのご家族がそうなったら、一刻も早く相談してください。「言わずもがな」のことでしょうけれども、ご相談が早ければ早いほど、初動が早まります。できたら、「逮捕されたその日のうちに接見依頼してほしい」です。私たちは、接見依頼を受けたら、原則的に即日に出向き、弁護活動をスタートさせます。「早めの相談を」。相談が遅れて、いいことは何もないでしょう。

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【対応分野】伊賀中央法律事務所

初回の接見でお伝えしたいこと

　接見にこぎ着けたら、じっくりとお話をうかがい、事件の全容把握に努めます。それに基づいて、弁護方針を構築し、容疑を認めるのか、否認でいくのかの基本的な方向性を定めます。容疑を認める場合は、被害者の方に対する被害弁済の当てがあるのかどうか、示談交渉がまとまる見通しの有無について、感触を探ります。
　取り調べに臨む気の持ちようもお伝えします。捜査官は取り調べのプロです。捜査官の頭には、あらかじめ事件のシナリオが描かれています。それに合致するように、硬軟織り交ぜて、供述を導きだそうとします。供述の矛盾点を突かれ、つじつまを合わせるために、必要以上に不利な供述を引き出されることもしばしば見受けられます。いったん供述調書が取られたら、のちに「ここの部分は違う」と異議を唱えても、「後の祭り」です。公判になって、ひっくり返すのは至難の技でしょう。「認めるところは認める」けれども、「記憶にないことはきっぱりと否定する」。そんな冷静な判断と精神力の強さが求められます。正確な供述を保って、取り調べを乗り切る心構えをアドバイスします。逆に、証拠で容疑が固まっているのに、否認に凝り固まると、心証を悪くし、かえって刑事処分が重くなったり、勾留期間が長引いたりと、不利に働きます。弁護士としての第三者的な視線で、冷静に客観状況を分析し、適切な供述を促すよう助言します。

被害者との示談交渉の成否が、刑事処分に大きく影響します

　被害者のいる事件では、被害者との示談交渉が成立するかどうかで、その後の刑事処分の軽重が決まると言っても言い過ぎではないでしょう。示談交渉がまとまれば、被害届や告訴を取り下げてもらったり、減刑を求める嘆願書を出してもらったりすることが期待できます。それが実現すれば、起訴を免れたり（不起訴処分）、起訴になったとしても執行猶予付きの判決にとどめたりと、減刑につながります。とりわけ、逮捕後72時間以内に示談できれば、最長20日間の勾留の付く前に釈放される可能性も出てきてます。ここにも、スピーディーな対応が生きてくると言っていいでしょう。

示談交渉には誠実に取り組みます

　私たちは、被害者の方との示談交渉には、誠意を持って臨むよう心掛けています。被害感情を和らげるのは簡単なことではありません。殺人などの重大事件や性的事件ならなおさら、被害感情は峻烈を極めます。私たちはまず、容疑者（依頼者）の弁護人として、本人に成り代わって、誠意を込めて謝罪します。その気持ちを態度で表すために、本人の直筆による謝罪文を作り、被害者の方に手渡すこともあります。金銭的に被害弁償できるよう、本人や本人のご家族と相談し、資金調達に努めます。基本は「誠心誠意」。被害弁済を含めて、被害者の方のご納得をいただける道を探ります。

多額窃盗事件で、被害弁済し、実刑を免れました

　多額窃盗事件で起訴された男性の弁護人を引き受けたことがあります。被害者は事業所で、被害額は数十万円に上りました。金額的に実刑相当の案件でしたが、男性の家族の協力を得て、金策に走りました。最終的に全額弁済でき、執行猶予の判決を受けることができました。被害弁済を尽くし、不起訴に持ち込んだり、実刑判決を回避したりするケースは数多くの実績があります。

被害者の方の代理人もお引き受けします

　多くの刑事事件は、加害者がいれば、必然的に被害者が存在します。「治安が悪くなっている」と実感する国民が増える中、どなたでも、いつ何時、被害者として事件に巻き込まれても不思議はありません。私たちは、被害者の方の代理人の仕事も引き受けます。「振り込め詐欺に遭った」「暴力を受けてけがをした」「SNSで誹謗中傷された」。刑事事件の被害に遭って、こんなお悩みを持つ方も、私たちにお任せください。被った損害の回復を図ります。

相談日時、時間は柔軟に対応します

　前もってご予約いただければ、相談は夜間、土日祝日でも応じます。弁護士事務所をお訪ねになる方は、精神的にも落ち込み、緊張もされているでしょう。リラックスしてお話ししやすい雰囲気づくりに気を配っています。難しい法律用語は使わず、分かりやすい言葉で丁寧にご説明します。相談だけでも構いません。直ちに受任契約には結び付きませんので、安心して、ご来所ください。新型コロナウイルス感染症対策として、ZOOMなどの「非接触型」ビデオ通話にも対応しています。

三重県伊賀市に拠点。事案によっては全国対応も。

　私たちは、伊賀市に事務所を構えています。主に三重県全域を仕事の範囲にし、地域の皆さまのお困りごと、お悩みごとの解決に取り組んでいます。目指すは「法律の掛かり付け医」。身近な存在として、皆さまのご信頼を得たいと思っています。事案によっては県内だけで解決できないこともあるでしょう。その際は、軽いフットワークを生かし、全国に国に足を運びます。

「私たちはあなたの味方です」

　不意に逮捕されて身柄拘束されたら、心的なショックは大きいでしょう。動揺を隠せなくても仕方ありません。留置場に身を置かれ、孤独感も募ることと思います。接見禁止になれば、ご家族をはじめ、外部との接触は一切遮断されます。取り調べは連日続き、長時間に及ぶこともあり、心身ともに追い込まれます。そうした「四面楚歌」の中、唯一の味方が弁護士である私たちです。接見禁止が付いても、弁護士なら面会できます。お話に耳を傾け、心が折れないよう励まし続けます。事件対応だけでなく、プライベートな部分にも相談に乗ります。「体調はどうですか？」「困っていることはありませんか？」「ご家族に連絡したいことは何でしょう？」。私的なことにも目を配ります。お聞き取りしたことは、面会できないご家族らにお伝えします。勤め先など関係先との橋渡し役も務めます。「私たちはあなたの味方です」。ご信頼ください。刑事処分が少しでも軽くなるよう、総合的にサポートします。　

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