まつ風法律事務所
事務所名 | まつ風法律事務所 |
電話番号 | 050-5447-3497 |
所在地 | 〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋5-12-3 OsakaMetro恵比寿町ビル7階 |
担当弁護士名 | 松本 淳(まつもと じゅん) |
所属弁護士会 登録番号 |
大阪弁護士会 No.61791 |
まつ風法律事務所の松本先生にインタビューしました。
一人一人の依頼者に真摯に向き合い、事件解決後の更生まで寄り添うことを信条とする松本先生。
ある刑事弁護士に影響を受けてサラリーマンから転身し、刑事弁護の道を歩み始めました。依頼者の方とは家族のような関係を築き、事件の解決だけではなく、その後の社会復帰や再発防止にも注力なさっています。
刑事事件における迅速な初期対応の重要性や、解決後のアフターケアの必要性について伺った独自インタビューです。
定休日 | なし |
相談料 | 初回相談無料 |
最寄駅 | 恵美須町駅 |
対応エリア | 大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県 |
電話受付時間 | 毎日 0:00~24:00 |
着手金 | 着手金は、原則として旧日弁連の基準を採用しています。 |
報酬金 | 報酬金は、原則として旧日弁連の基準を採用しています。 |
【対応分野】まつ風法律事務所
刑事弁護士に求められるものについてどのようにお考えですか。
専門的なスキルや法律知識はもちろん重要ですが、同じくらい大切なのは情熱だと考えています。これは単なる根性論ではありません。事件に対する弁護士の熱意は、接見の回数や事件に費やす時間の長さなど、具体的な行動となって自ずと現れてくるからです。
逮捕後、被疑者は拘留中も含めて捜査官以外との接触が制限されます。そのため、接見が認められている弁護士のサポートが事件の結果に大きく影響するのです。接見は被疑者の精神的安定にとって重要であり、また取り調べに関するアドバイスを行うことで、不利な供述を避けることにもなります。
専門知識が不十分な場合、被疑者は量刑を軽くしたいという思いや、警察や検察官に理解してもらいたいという気持ちから、必要以上に多くのことを話してしまったり、強い言い方をしてしまったりする傾向があります。正確に答えているつもりでも、取り調べが進むにつれてつじつまが合わなくなったり、法律的に不要なことまで話してしまったりするリスクがあります。
弁護士として身柄解放や不起訴獲得を目指すことはもちろんですが、裁判の可能性も常に念頭に置いておかなければなりません。万が一裁判に進んだ場合でも、供述が事実に反して不利に働くことがないよう、慎重に取り調べに応じていくことが重要です。
このような観点から、刑事弁護士には高度な専門性と併せて、事件にかける情熱が不可欠だと考えています。
薬物事件の受任実績が豊富だそうですね。
大麻や覚せい剤に関する事件はたくさん扱ってきました。薬物犯罪は常習性が高い犯罪であり、どうしても再犯率が高い傾向にあります。したがって、事件解決後の更生なども視野に入れて真剣に向きあえる弁護士が素晴らしいのではないかと思っていますし、そのような弁護士になりたいと思って活動しています。
弁護人の主たる仕事は、刑事事件の手続きにおいて弁護をすることであり、その後の依頼者の方の更生や社会復帰にまで関している弁護士は少ないのではないでしょうか。私が独立して個人で刑事事件を受任しているのは、刑事事件の真の解決に至るまでサポートし続けたいと考えているからです。
一度罪を犯してしまうと、自力でその道から抜け出すのは非常に難しいものです。再犯を減らすことは被疑者個人のためでもあり、社会全体のためにもなると思い、更生支援にも力を入れています。事件解決後も定期的に連絡を取るなどのアフターケアを通じて、依頼者の社会復帰と再犯防止を支援しています。
一人一人の依頼者の方にじっくりと向き合えるのは、ご自身で受任件数をコントロールできる個人事務所ならではの強みですね。
依頼者の方やそのご家族の方とは、まるで家族のように何でも話していただける距離感で弁護活動を行いたいと思っています。これは私が独立して自分の事務所を構えた理由の一つでもあります。
事件の渦中にいる方は、多くの不安を抱えていることでしょう。在宅事件を例に取ると、いつ警察から呼び出されて逮捕されるかわからないという不安から、安心して日常生活を送れないケースも少なくありません。
万が一の場合に備えて、取り調べで言及すべきことを前もって精査するなど、依頼者の方の不安軽減に努めます。
性犯罪の解決実績も豊富だそうですね。
性犯罪は密行性が高く、当事者以外がその状況を把握しにくい傾向があるため、冤罪の可能性に十分注意して弁護を行っています。実際の犯罪行為の有無に関わらず、逮捕されたという事実だけが先行してその方の社会的なマイナスイメージにつながりやすいのも事実です。
被疑者の方のご家族や、勤め先、学校などへの連絡も行い、事件解決後のスムーズな社会復帰の観点も持ちながら弁護活動をしています。
解決後の依頼者の方の生活を見据えて取り組まれた受任事例を紹介していただけますか。
性犯罪の罪に問われ逮捕された男性から依頼を頂いた事例がありました。
逮捕された当日に依頼を頂き、すぐに接見に向かいました。ご本人が逮捕に当たるような事実はないと主張されていたため、弁護士がご家族や勤務先との橋渡し役となって連絡を取り、事件解決後に依頼者の方にとって逮捕が必要以上に不利に働かないようにサポートしました。
早いタイミングで依頼を頂いたことも功を奏し、不起訴を獲得し、保釈請求が認められた事例です。この事例のように、迅速な対応と細やかなコミュニケーション、そして依頼者の方の生活全体を視野に入れたサポートを心掛けています。
被疑者が日常生活にスムーズに戻れるようにするためのフォローができるのは、接見が許されている弁護士ならではの強みですね。刑事事件を弁護士に依頼するメリットを他にもお話しいただけませんか。
第三者である弁護士が間に入ることで、円満な示談交渉につながる可能性が高まると言えます。性犯罪に限らず、被疑者と被害者が直接示談交渉をすることは、両者の間に必要以上の感情的な対立を生むリスクがあるため、あまりお勧めできません。
感情的な対立を避け、双方にとって納得のいく解決策を見出せるように、第三者の立場から冷静に交渉を進めます。また、法律の専門家として、示談の内容が法的に適切であるかを判断しながら、話し合いを進めていけることも依頼者の方にとってのメリットだと言えるでしょう。
最後に依頼を検討されている方へのメッセージをお願いします。
刑事事件は初期対応の速さが最終的な処分に大きく影響します。
逮捕から48時間以内に検察に送致され、その24時間以内には拘留されることもあります。基本的に、逮捕されたらその日のうちに取り調べが開始されるものです。この初期段階での供述内容が、後々不利に働いてしまう可能性があります。深く考えずに発した一言や、パニック状態で話してしまったことが、後の裁判で量刑の決め手になってしまうこともあるのです。
ですから、1時間でも早く相談に来ていただきたいと考えています。そのために、無料の初回相談に時間制限を設けず、事務所の開所時間以外でも予約制で夜間や土日にも相談を受け付けています。これは、不安なことがあればいつでも頼りにしていただきたいという思いからです。
また、費用面のハードルを少しでも取り除きたいと思い、弁護士費用の分割払いなどの相談も承っています。個人事務所の強みを活かして柔軟に対応させていただきますので、ご相談ください。
事務所は大阪の南部の方に特にアクセスしやすい場所にあります。弁護士事務所の多い大阪北部の事務所に行くのが難しいと考える方にとっても、安心できるリーガルサポートを提供して行きたいと思っています
依頼者の方に心から寄り添い、解決後の長期的な視点も持ち合わせた真の解決に向けて尽力いたします。刑事事件でお悩みの方、不安を抱えている方は、一人で抱え込まずにご相談ください。
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